会誌情報
第35号(発行日:2024年3月31日)
■追悼 金子拓男名誉会長を悼む 小熊 博史
■論文
新潟県における草創期の土器研究の現状と課題-西倉遺跡を中心とした信濃川中流域の土器相- 佐藤 雅一
新潟県における縄紋時代早期中葉の様相-八斗蒔原遺跡と西倉遺跡を中心として- 毒島 正明
馬高式土器研究の諸問題Ⅴ-王冠型土器と向きあう- 寺﨑 裕助
城之腰式土器の一研究-隣接型式との影響関係を重視した編年研究- 石坂 圭介
佐渡市蔵王遺跡における弥生時代後期~古墳時代前期の土器様式と暦年代 鹿取 渉・木村 勝彦・荒川 隆史・渡辺 七海
南魚沼市坂之上遺跡の基礎的研究-現時点での総括- 田中 祐樹
古式錫杖再考-曽我墓所遺跡出土鉄製錫杖の提起する問題- 水澤 幸一
古代の「館」関係資料に関する一試論-佐渡市下国府遺跡「竹田舘」の検討- 田中 一穂
■研究ノート
新潟県における縄文時代早・前期遺跡研究の現状と課題 石原 正敏
火炎土器に見られる一文様 高橋 保
■資科報告
村上市堀之内上山遺跡採集の有孔球状土製品 大滝 昂也
■新潟県考古学会2023年度秋季シンポジウム
新潟県考古学会2023年度秋季シンポジウム「ヒスイ原産地遺跡から見た縄文~古墳時代のヒスイ玉製作とその展開」について 企画担当編
新潟県考古学会2023年度秋季シンポジウム「ヒスイ原産地遺跡から見た縄文~古墳時代のヒスイ玉製作とその展開」 荒川 隆史
最新号は六一書房で頒布しております。六一書房へのリンクはこちらです。
第34号(発行日:2023年3月31日)
■新潟県考古字会第34回大会シンポジウム
「新潟県における近世城郭と石垣」について 企画担当編
シンポジウムの概要について 石垣 義則
■新潟県考古字会2022年度秋季シンポジウム
「石器・鉄器からみた新潟の弥生時代ー広域的な交流と特質ー」について 企画担当編
シンポジウムの成果と課題 森 貴教
新潟県域における弥生時代石器の広域交流とかかわる検討課題 佐藤 由紀男
日本海沿岸域からみた新潟県の弥生鉄器 林 大智
■論文
魚沼地域の縄文時代中期前葉の土器ー胴部文様に見る地域性ー 高橋 保
馬高式土器研究の諸問題Ⅳー火焔型土器の再検討ー 寺﨑 裕助
出土遺物と堆積相から中世の角海浜を考える 岡本 郁栄・奈良 貴史・植月 学・櫻庭 睦央
■研究ノート
火焔型土器研究の現状と課題 石原 正敏
津南町上野スサキ遺跡第7号住居跡の検討 佐藤 雅一
新潟県野地遺跡における縄文時代晩期の暦年代とクリ利用 荒川 隆史・木村 勝彦
弥生時代薄片石器の使用痕分析:イネ科植物を対象とした使用痕跡の確認 沢田 敦
田上町湯川五社神社所蔵品が提起する問題ー古墳時代の行屋崎遺跡ー 田中 祐樹
『伊藤錦窠翁所蔵神代石図巻写』について~東大人類学教室旧蔵資料の検討~ 小熊 博史
■資科報告
新潟市西蒲区大沢遺跡採集の木葉形尖頭器 二階堂 弘人・加藤 学
長岡市大武遺跡出土の無文土器系土器について 森 貴教・山崎 賴人
佐渡市平田遺跡の宇津ノ台式土器 石川 日出志・鹿取 渉
浜端洞穴・夫婦岩洞穴の古墳時代後期の土器について 小野本 敦
上越市吉川区発見の須恵器窯跡について 高橋 勉
第33号(発行日:2022年3月31日)
■新潟県考古字会202l年度シンポジウム
「遺跡から読み取る新潟県の内水面交通」について 企画担当
舟運シンポジウムの成果と課題 鶴巻 康志
新潟県における縄文時代の丸木舟による移動・運搬 荒川 隆史
通跡の分布からみた蒲原平野の内水面復元 水澤 幸一
越後の官衙関連遺跡と水上交通 相澤 央
準構造船とチキリ、そして外海と内水面交通 柴田 昌児
越後平野の内水面と近世以降の地域社会 坂井 秀弥
■論文
もの送りの縄文精神文化 岡村 道雄
馬高式土器研究の諸間題Ⅲ-先学の五丁歩式土器に学ぶ- 寺﨑 裕助
信濃川流域における縄文時代中期集落研究の回顧と展望 佐藤 雅一
保明浦遺跡における縄文・弥生時代移行期の墓域について 荒川 隆史・阿部 泰之
東京国立博物館所蔵「越後国中頸城郡潟町村大字潟町小字巻出土」銅鏃の研究 小黒 智久
6~8世紀の主食調理法:ウルチ米蒸し調理と小鍋による湯取り法炊飯の組合せにみられる地域差 小林 正史・妹尾 裕介
古代の篆書体墨書土器に関する一考察 田中 一穂
■研究ノート
新潟県内諸遺跡における黒曜石製細石刃石器群の産地分析報告 菅頭 明日香・佐藤 信之・建石 徹・二宮 修治
大萱場古墳の基礎的研究1-出土品再整理報告編- 田中 祐樹・高木 公輔
■資科報告
角田山麓採集の両尖ヒ首様の小型尖頭器 二階堂 弘人・加藤 学
第32号(発行日:2021年3月31日)
■新潟県考古学会2020年度シンポジウム
「新潟県の古墳時代研究の新展開一余川中道通跡を探る一」解題にかえて 小野本 敦
「新潟県の古墳時代研究の新展開一余川中道適跡を探る一」討論の記録
■論文
信濃川流域における神子柴系石器群の消長 佐藤 雅一
“五丁歩式” と火焔型土器の祖型 高橋 保
馬高式土器研究の諸間題Ⅱ-栃倉式土器を再考する- 寺﨑 裕助
遮光器土偶の波及と文化接触-阿賀野市石船戸遺跡から考える概念・定義と問題意識の整理- 今井 哲哉
縄文列島人の副葬品と葬送・副葬の文化圏 岡村 道雄
酸素同位体比年輪年代法による縄文時代晩期~弥生時代中期の暦年代 荒川 隆史・木村 勝彦・安島 裕介・中塚 武
造り付け力マドの受容が遅れる地域における湯取り法炊飯から米蒸しへの転換過程 小林 正史・石垣 義則・小野本 敦・滝沢 規朗・外山 政子
■研究ノート
新潟県上越市大潟区丸山遺跡採集の木葉形尖頭器-北海道置戸山産黒曜石の検出- 加藤 学・池谷 信之・沢田 敦
新潟県北部の須恵器流通圏の概観 小林 弘
遺跡と地形からみた刈谷田川の変通についての試案 安藤 正美
■資料報告
寺地遺跡出土丸木舟について 小池 悠介
上越市吉川区の前方後円墳-新発見の仮称町田古境群から- 高橋 勉
第31号(発行日:2020年3月31日)
■新潟県考古学会30周年記念講演
グローバルな研究課題と各地の考古学会への期待 小野 昭
馬高式土器研究の諸間題-最近の研究からうかがえる「火焔型土器」・「王冠型土器」の範囲- 寺﨑 裕助
■論文
新潟県糸魚川地域における縄文時代の植物食生活 板垣 優河
阿賀野市ツべタ遺跡の土偶-資料分析法への理解と試論- 今井 哲哉
縄文時代を中心とした堅果類を焼いて送る儀礼 岡村 道雄
越後における弥生時代の鉄器化-砥石の分析から- 森 貴教
中越地域における終末期古墳の再検討 小黒 智久
湯取り法炊飯から米蒸し調理への転換過程-北陸では造り付け力マドの導入が遅れた理由- 小林 正史・久保田 慎二・小野本 敦
■研究ノー ト
新潟県における縄文時代草創期遺跡研究の現状と課題 石原 正敏
古代越後出土の円形曲物容器についての概観-小~中型の構造と部位名称を中心に- 細井 佳浩
新発田市北沢窯跡から出土した水瓶の再検討-製作技法を中心に- 佐藤 俊
第30号(発行日:2019年3月31日)
■論文
縄文時代の道とその後 岡村 道雄
縄文深鍋による調理方法とサイズ間の使い分け 小林 正史
北越頸城河倉亭画『上古石器図巻』再考-東大人類学教室旧蔵資料との比較検討- 小熊 博史
上越地域における後期・終末期古墳の再検討 小黒 智久
柵造営前後の外来系土器について-関東系・東北系を中心に- 田中 裕樹
■資料報告
縄文土器の突起を考える-村上市春木山這跡をはじめとした事例の紹介と意味・役割の模索- 寺﨑 裕助
新潟市西蒲区大沢遺跡採集の弥生時代後期~古墳時代初頭の遺物 二階堂 弘人・加藤 学
葡萄峠の明神岩・峠神と葡萄丸山古墳群の存否問題 関 雅之